定期的な点検について
対象設備と検査内容
換気設備
- 検査内容
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- 給気機や排気機の作動状況
- 喚起風量や無窓居室のCO2濃度測定
- 防火ダンパーの設置や作動を確認 など
- 対象となる部屋
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- 無窓居室
- コンロなどを設置した部屋(電熱器は除く)
- 集会場など客席がある部屋
排煙設備
- 検査内容
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- 排煙機が正常に作動しているか、風量を確認
- 手動開放装置が設置されているか確認
- 自家用発電装置の設置状況
- 対象となる排煙設備
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- 自然排煙設備、屋外に設置された排煙機など
非常用照明装置
- 検査内容
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- 電球が正しく設置されているか確認
- 故障や不良、バッテリー不良による不点灯
- 蓄電池の劣化や容量不足の点検
- 対象となる非常用照明装置
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- 蓄電池を器具内に内蔵する電池内蔵型
- 別室の蓄電池施設などから給電する電源別置型
建築設備検査はいつ行えばいいの?
建築設備検査1年に1回
検査項目は定期検査自体が無い行政や、一部を対象外にしているなど特定行政庁によって異なる場合があります。
まずは各都道府県に確認いただけるとスムーズです。
愛知県の建築設備検査については建築指導課建築物安全安心グループをご参照ください。
給排水や換気設備など、6つの設備を定期調査。
建築設備定期検査とは、設備異常が原因の災害から建物利用者の安全を守るために行う法定点検です。特定建築物定期調査とよく混同されますが、建物そのものを点検する特定建築物定期調査と違い、建築設備定期検査は建物の設備などを点検する検査になります。